無角和牛

現在、山口県だけでしか飼育されていない希少種の牛「無角和牛」は、阿武町の豊かな自然の中、地元で取れた草を餌にのびのびと育てられています。外見上「つの」が無いこの牛の歴史は大正時代にさかのぼり、欧米で一番美味しい牛肉を生産するといわれる肉牛アバディーンアンガス種を、阿武・萩地域で飼育されていた在来和種に交配して「無角和牛」が誕生しました。
  この肉の特徴は、柔らかく赤身に富み、和牛独特の風味があること。高級牛肉として定評のある霜降り牛肉に比べて脂肪分が少なく、健康によいとされる不飽和脂肪酸も多く含んでいます。肥満や生活習慣病への予防意識が高まる中、ますます注目されるヘルシーでおいしい牛肉です。

萩焼

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「一楽、二萩、三唐津」とうたわれ、最も優れた茶陶のひとつとされる萩焼は、
経済産業大臣から伝統的工芸品に指定されています。
萩焼の特徴は、ざんぐりとした柔らかな土味と、素地土(きじつち)の吸水性にあります。
このため、長年使い込むほどに茶の色が浸透して茶碗の色合いに変化の現われることを
「萩の七化(ななば)け」と呼称し、茶人の間では珍重されています。
また、器の形が素朴で加飾が少ないのも萩焼の特徴です。絵付けはほとんど行われていません。
窯元や作家の造形上の工夫は、地元の「金峯土(みたけつち)」や「見島土」、
防府近辺の「大道土」などからなる陶土の配合や、釉薬(ゆうやく)の掛け具合、
ヘラ目などに発揮されています。

ひとつくらいは持ちたいものだ。

あんこう

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アンコウといえば茨城県が有名ですが、水揚げ日本一なのは下関です。
平成15年からブランド化や消費拡大に取り組み始め、全国的にも知られるようになってきました。
大きく扁平な頭と横に広い口、うろこがなくぶよぶよの体。グロテスクな外観にぎょっとしますが、
歯と背骨を除いて捨てるところがなく、ほとんど全部を食べることができる魚です。
キモ(肝臓)・フクロ(胃)・ヌノ(卵巣)・皮・エラ(または腸)・ヒレ・身を「アンコウの七つ道具」といい、
中でもキモは「アンキモ」と呼ばれ、一番おいしいと喜ばれます。
  さばくときは吊るし切りといって、大きな口をカギにかけて吊るし、
重石代わりに胃に水を入れてから包丁を入れていきます。
ぶよぶよしていて、しかもぬめりがあってまな板の上ではさばきにくいため考え出された、
アンコウ独特のさばき方です。

一度はたべてみたいのう。

ふく

山口県の冬の味覚といえばフグ。独特の「延縄」という漁法は周南市粭島が発祥の地です。
毒があるため、長い間食べることが禁じられていましたが、
山口県生まれの初代総理大臣・伊藤博文が下関の料亭で食べておおいに気に入り、
解禁にしたというエピソードもあります。白い縁取りのある黒い斑、
白い尻ビレが特徴のトラフグはフグ類の中でも最高級で「味覚の王様」。
包丁技が冴える美しいフグ刺し、ちり、から揚げ、ひれ酒、白子などを堪能して贅沢な気分に。

「下関ふく」は現在、地域団体商標申請中です。
また「萩の真ふぐ」は肌触りがなめらかなことから、別名「ナメラフグ」と呼ばれています。
トラフグ同様1匹ずつ釣り上げ、生きたまま水揚げされるので品質が高く新鮮。
トラフグが終わる2~4月が本格的なシーズンです。美しいあめ色をした身は深い旨みがあり、
「フグの女王様」として注目を集めています。さらにトラフグやマフグは一夜干しやみりん干し、
茶漬け、焼きフグなどに加工され、ファンを喜ばせています。
干したひれは手軽にひれ酒を楽しめると辛党に大好評です。

外郎(ういろう)

山口名菓の筆頭、「外郎」の歴史は古く、起源は、室町時代にさかのぼるといわれています。将軍・足利義満の時代に来朝した元(中国)の陣宗敬(ちんそうけい)が伝えた「透頂香(とうちんこう)」という妙薬が、「外郎薬」という名で次第に諸国に広まり、やがて「外郎餅」という菓子が生まれた、というのが有力な説です。山口にも大内氏の時代に「黒外郎」として伝わり、やがて山口の菓子屋で白砂糖を使った「白外郎」が作られ始め、これが山口の外郎の起源となった、といわれています。その味は後の藩主・毛利氏も好み、江戸参勤の土産品にも使われたとか。

おいしいよなーーー。